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    エノキタケの柄には条線がある

    立ち枯れ木の根元に出ていたキレイなエノキタケ。日に当たりにくい場所なのか、けっこう色白だった。驚いたのは柄の部分だ。エノキタケの柄には、こんな条線があったのか。頭の中にあるイメージでは表面に微毛が生えたビロード状で、線などはない。しかし、ここの個体の柄には条線が走り、ハッキリと凹凸までついていた。ネット上でエノキタケの画像を探すと、わずかながらこのような状態の柄のものも出てくる。どのような条件が揃うとこうなるのだろうか。


    2018/11/11 (山梨県)


    ※柄に、凹凸までついた条線がハッキリとある

    冬近し

    エノキタケ。少し乾燥気味ではあったが、あまりにも見事な群生だったのでアップ。紅葉しはじめた森の中で、もう冬が近いことを教えてくれる。


    2018/10/30 (山梨県)

    シラビソ林のマツタケ

    以前にも、チャナメツムタケシモフリシメジなどを求めて入ったこのシラビソ林で、10月半ば過ぎにマツタケを見かけた。チャナメなど発生時期の遅いキノコを探しに入る森なので、どうしてもマツタケの最盛期とはタイミングがずれてしまう。写真の個体もすでに腐っていた。来シーズンからは、もう少し早めに覗いてみようか。しかし、シラビソにもマツタケが付くとは言え、ツガやアカマツに比べると確率が低すぎるから腰が引けてしまう。


    2018/10/25 (富士山) ※ダブルの開き。すでに腐っていた

    モドキ2態

    最近やっと自分の頭の中で、クリタケの「モドキ」事情が整理できたので、アップしておこう。
    クリタケと似ている種類のキノコとしては、クリタケクリタケモドキニガクリタケニガクリタケモドキがあるようだ(モドキに関しては正式名ではなく通称か?)。クリタケは広葉樹に、クリタケモドキは針葉樹に出ると言われる。ヒダの色は、クリタケとクリタケモドキが紫っぽい色、カサの色が黄色系のニガクリタケニガクリタケモドキは、ヒダも硫黄色。ニガクリタケモドキは単生だが、他は束生する。囓ると強い苦みがあるニガクリタケは猛毒で、他は苦みなどなく食べられる。
    富士山で見かけるクリタケ類は、ほとんどが「モドキ」だと言われている。上の3つの写真の個体は、富士山でよく見られる「クリタケ」で、カサの質感が通常のクリタケよりも堅めで、パキッとしっかりしている。現地の人はクリタケモドキと呼んでいるようだ。ただし、この個体はミズナラの木に出ていた。自分の経験的には、クリタケモドキは針葉樹・広葉樹に関わりなく出る気がする。下の2つの写真の個体はシラビソ林でよく見られる。写真では色がキレイに出ていないが、カサの表面の色も「黄色」っぽく、パッと見でニガクリタケ一派と判断できる。ただし、ご覧のように「単生」だ。クリタケモドキもニガクリタケモドキも、生で囓ってみると苦いどころか美味しい味がする。
    ただし「カサは黄色で単生するが、ヒダの色は紫色」というモドキもよく見かける(※過去の記事参照→ http://eatafungi.blog57.fc2.com/blog-entry-149.html)。質感はパキッと堅く、囓ると苦くなく美味しい。これはモドキのMIXなのか?


    2018/10/25 (富士山) ※クリタケモドキだろう


    ※束生している


    ※ヒダの色はうっすらと紫色を帯びている


    2018/10/25 (富士山) ※ニガクリタケモドキ。単生している


    ※ヒダの色は硫黄色

    はやナメコでかナメコ

    今年のキノコは一週間〜10日前倒しという感じで、発生も終了も早い。冬キノコのナメコも、もうカサの径が12cmを超えるまでに大きくなっていた。


    2018/10/25 (山梨県) ※これでカサの径が5cmくらい


    2018/10/25 (山梨県) ※開ききったナメコ。手前の大きな個体はカサの径が12cmほど

    エノキが出ればもう年末だ

    エノキタケナメコとともに冬キノコの代表だろう。ニュースなどで世間一般が「秋の訪れ」を伝えはじめると、山の中はすでに冬モード。キノコ師の気持ち的には、もう年末という感じか。


    2018/10/25 (山梨県)


    2018/10/25 (山梨県)

    赤毛の粉っぽいやつ

    クダアカゲシメジでよいのだろう。シラビソ林内でよく見かけるキノコだ。水をはじきそうな粉っぽい鱗片が、カサの縁の方では割れて放射状の縞模様をつくっている。アカゲシメジとの違いの決め手は「クダ状(中空)の柄」ということでいいのかな?幼菌の頃には中実であるとも書かれているが。辛い味がするとも言われるので、今度見つけたら囓ってみようか。


    2018/10/10 (富士山)


    2018/10/10 (富士山)


    ※柄が中空=クダ状であるからこの名前か

    なめらかな盃

    10日ほど前の記録になるが、アップするのを忘れていたので。ブナ林の中の倒木から生えていたクロサカズキシメジ。なんとも美しい質感と曲線だ。キメが細かく、なめらか。他の方がネット上にアップされてる写真などをみると必ずしもこうではないようだが、自分が目撃する本種はいつもこんな感じだ。似たようなタイプとしては、カヤタケの幼菌などもその美しい造形にほれぼれすることがある。自然が生み出すアート、と言ったところか。


    2018/10/10 (富士山)


    2018/10/10 (富士山) ※柄の根元の綿毛も本種の特長
    Eat-a Fungi.
    東京在住。キノコ中級者。いちばん好きなキノコはチャナメツムタケ。自由業。

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    *このブログ中でのキノコの同定には間違いがある可能性もあります。天然キノコを食される場合にはご自身の責任においてご判断ください。 *福島第一原子力発電所事故の影響により富士山をはじめとする各地で天然キノコの採取に対する自粛の要請が自治体から出されています。このサイトは皆さまに各地での天然キノコ採取を薦める主旨のものではありません。くれぐれも、各自、自己責任でのご判断を願います。