マイタケとは言うものの

    ツガマイタケ。ツガやカラマツの木に生える。まだキノコの姿がほとんど見られない時期に、あちこちのカラマツの木からキレイな白色を放っていた。堅いというよりも、弾力があって強靱。生のまま囓ってみると少し苦みがある。食不適。サルノコシカケ科の多孔菌だ。


    2017/7/27 (富士山)


    2017/7/27 (富士山)

    今シーズンは縁起がいいのか?

    マンネンタケの幼菌が小群生を作っていた。以前にも、伐採され転がされていた木から出ていた幼菌を見たことがあったが、数週間後には持ち去られていた。今回の個体は切り株から出ていたので、さすがに切り株を引っこ抜くわけにもいくまいが、キノコの部分だけを折って持っていかれやしないか心配だ。幼菌の時のこの色合いは独特で、美しい。


    2017/7/6 (東京都)


    2017/7/6 (東京都)


    2017/7/6 (東京都) ※カサができる前の幼菌


    2017/7/6 (東京都)

    シャグマアミガサタケとオオシャグマタケの違い

    シャグマアミガサタケに会いに御山まで出かけてきた。シラビソ林の脇を走る林道の法面に1本見つけ、さらに場所を移して数本と遭遇。帰宅してから、撮ってきた写真の個体を見比べてみて、あれ?と思った。最初に見つけた1本が濃い赤ワイン色で頭部のシワが大きくうねっているのに対して、場所を移してから見つけた数本は頭部の色が明るめの黄土色でシワも細かい。これは、もしかしてオオシャグマタケなのではないか?
    オオシャグマタケ、正式名はホソヒダシャグマタケ。顕微鏡で胞子を見比べないとシャグマアミガサタケとの違いを正確に同定することはできないようだ。後半に入った場所はシラビソとカラマツの混生林で、伐採された倒木が多数散乱しているような森。この発生場所の環境も、オオシャグマタケではないかと考える理由の一つだ。自分は顕微鏡で胞子を見比べるまでの研究心を持ち合わせていないが、ここでは、オオシャグマタケとしておく。


    2017/5/12 (富士山)


    2017/5/12 (富士山)


    2017/5/12 (富士山)


    ※シラビソとカラマツの混生林で見つけた個体

    大潮に合わせてショウロ狩り

    ゴールデンウィーク間近になると潮干狩りのシーズンとなる。そして、潮干狩りと言えばのキノコがショウロだ。この時期、海岸の砂地に植えられた黒松林に姿を現す(秋にも出るらしい)。
    今回も、大潮のタイミングに合わせて「潮干狩り&ショウロ狩り」を狙った。ショウロは径4〜5cmクラスの大物がいくつも見られたが、その多くは時間が経って中身が褐色となった「麦ショウロ」状態だった。こうなるとイヤな臭いも放ちはじめ、食べるのには向かない。1週間遅かったか・・・。それでも、中身が真っ白な「米ショウロ」だけを残し、アサリとショウロのお吸い物で贅沢な旬を味わうことができた。


    2017/4/27 (神奈川県)


    2017/4/27 (神奈川県)

    公園の梅の木の下に

    ハルシメジ。都内の某有名公園の梅の下に出ていました。都内の公園には梅の木が植えられていることが多いが、たいていは、雑草の除去など、キチンと管理されていてキノコが生えるには過酷な環境であることが多いのだろう、今まで「公園」でハルシメジを見かけたことはなかった。今回はアミガサタケの発生状況を確認するために公園を徘徊していたところ、梅の木が数本植えられているエリアで遭遇。けっこうな数の個体が見られたが、生えていた梅の木は1本だけ。除草を逃れたのか、この木のまわりだけがたまたま生育に相応しい条件を残していたのだろう。以前この季節になると通っていたシロはもう荒れてしまって期待できないので、ありがたい。でも、都内の大公園ではアレコレと手が入れられてしまうので、いつまで拝めますやら。


    2017/4/18 (東京都)


    2017/4/18 (東京都)


    2017/4/18 (東京都)

    いとしのツバキン

    やっと写真に納めることができた。ツバキキンカクチャワンタケ、通称「ツバキン」。
    椿の開花時期に目を凝らして地べたを探す習慣があればすぐに見つかるのだろうが、まだアミガサタケが出る前の季節からの発生になるので、それ専門の機会をこしらえて臨まなければ難しかったか。今シーズンは、キノコを始めたばかりの知人から「見つけたよ」という報告が入ったので、「どれどれ」とアミガサタケを探すついでに公園に探しにいった結果、いくつかの個体を確認することができた。どれも5mm前後の小さい個体。今回はすべて4月に入っての探索だったが、3月くらいなら、もっと簡単に見つかるのかも。


    2017/4/10 (東京都)


    2017/4/13 (東京都)


    2017/4/21 (東京都) ※柄が露出しているのが見える

    その後のナメコ

    あまりにも見事な群生になっていたので、「続報」ということで。
    先日、収穫したナメコの発生地。残してきた小さな粒状の幼菌は、一週間で立派に成長していました。何度か雨が降ったのがよかったのでしょう。こんなナメコを見てしまうと、今シーズンはなかなか納籠できない。今回も、採るに忍びない幼菌を残してきたので、さらに一週間ほど置けばまたみごとな成菌になったナメコを見られるだろう。ただし、他の人に採られていなければ、だが。


    2016/11/17 (山梨県)


    2016/11/17 (山梨県)


    2016/11/17 (山梨県)

    天然ナメコは強靱

    今年も天然ナメコに出会えた。川沿いの切り株から姿を現していた。大きく育ったものを食してみたかったが、その前に誰かに刈り取られてしまうだろうから無理な望みか。スーパーで売られている豆状のナメコと同じようなサイズのものであったが、ナメコ汁にして食した個体からは、栽培もののひ弱さとは異なり、人間の咀嚼を押し返してくるような強さが感じられた。


    2016/11/10 (山梨県)


    2016/11/10 (山梨県)


    2016/11/10 (山梨県)
    Eat-a Fungi.
    東京在住。キノコ中級者。いちばん好きなキノコはチャナメツムタケ。自由業。

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    *このブログ中でのキノコの同定には間違いがある可能性もあります。天然キノコを食される場合にはご自身の責任においてご判断ください。 *福島第一原子力発電所事故の影響により富士山をはじめとする各地で天然キノコの採取に対する自粛の要請が自治体から出されています。このサイトは皆さまに各地での天然キノコ採取を薦める主旨のものではありません。くれぐれも、各自、自己責任でのご判断を願います。