シイタケの群れ

    倒れた大木の左右1mくらいの間に50枚ほどのシイタケがひしめき合っていた。虫食いも少ない上物。採れたての天然シイタケは「シイタケ嫌い」の人でも美味しく食べられるはず。


    2015/9/20 (山梨県)

    BIGシイタケ

    最近では、個性的商品開発の一連として、店頭でも「大型シイタケ」という栽培品を見かけることがあるが、やはり天然シイタケが大きく成長した個体を山の中で見つけると、ホォ~という具合に声を出してしまう。
    写真は、マイタケが出る広葉樹の山で、倒木にたくさん発生していたシイタケ。カサの径が15cmを超える大きな個体が群生していた。天然シイタケは肉厚でもあり、この大きな個体を2枚ほどステーキにして食べれば、それでもう腹一杯になる。


    2011/9/14 (山梨県)


    2011/9/14 (山梨県)


    2011/9/14 (山梨県)

    10月の広葉樹林

    先日の初マイタケに気をよくして最近は広葉樹林の山をちょくちょく覗いているが、行き慣れた富士山とは違った風景が見られるのが新鮮で面白い。広葉樹林では、やはり倒木や立ち枯れ木などに多くのキノコが発生している。
    一番上の写真は、雨でカサが湿っていてわかりにくいが、ご存じシイタケだ。天然のシイタケは富士山でも時々見られるが、広葉樹の山の中ではけっこう普通に発生している。カサが大きく開いた天然シイタケは、栽培ものに見慣れていると、同じキノコとは思えない大型の菌だ。また、採取したての時には、あのいわゆるシイタケ臭が少なく、シイタケ嫌いのうちのカミさんも、採りたての天然シイタケだけは「美味い」と言って食べている。
    ハナビラニカワタケは、倒木や立ち枯れ木などにくっついている。キクラゲをもっと柔にしたような質感で、鍋などに入れて食べるとヒョロヒョロとした食感が面白い。シロキクラゲに近い仲間らしい。
    3つ目のオオゴムタケは、初めて見た。この個体は、径も高さも4~5cmほどの大きさ。自分はキノコのデザートには苦手意識があるが、「デザート向き」として有名な菌なので、一度は食べておこうと思い採取した。しかし、持ち運ぶ途中で割ってしまったからか、家に帰った頃には、中のゼリー質が完全に液体化して流れ出しており、外皮のみが残っていた。割れたばかりの時には、ちゃんとゼリー状の中身が見えていたのだが。成熟が進んだ個体だったのだろうか。それとも、もしかしたらオオゴムタケとは異なる種類なのか。


    2010/10/1 (山梨県) ※一番大きな個体でカサの径12cmほど。


    2010/10/1 (山梨県)


    2010/10/1 (山梨県) ※ブヨブヨと弾力のあるオオゴムタケ

    キノコを嫌いにするキノコ

     「キノコが苦手」という人の「理由」を探ると、「子供の時にシイタケの匂いでやられた」という人がけっこう多い。
     日本で一番メジャーなキノコがシイタケであることに疑問を挟む余地はないだろう。最近でこそ「生シイタケ」が普通に売られているが、私たちが子供の頃は「乾燥もの」しか見たことがなかった。シイタケは乾燥させるとその旨みが強くなる。それを水で戻す時に、あの強烈な匂いが広がる。確かに私も、子供の頃はあの匂いが苦手だった。
     しかし、採ったばかりの新鮮な天然シイタケは匂いがとても穏和。肉厚で味も良く、非常に美味しいものだ。(昔は生のままでの流通が難しかったという事情もあるだろうが)旨みを引き出すためという目的で乾燥させたのに、一方でそれがシイタケ嫌いを増やしていたという皮肉。どうもシイタケが苦手で・・・というままずっと敬遠してきた人には、ぜひ、採れたてのシイタケを食べてもらいたい。


    2010/3/13 (神奈川郊外)
    Eat-a Fungi.
    東京在住。キノコ中級者。いちばん好きなキノコはチャナメツムタケ。自由業。

    Eat-a Fungi

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    *このブログ中でのキノコの同定には間違いがある可能性もあります。天然キノコを食される場合にはご自身の責任においてご判断ください。 *福島第一原子力発電所事故の影響により富士山をはじめとする各地で天然キノコの採取に対する自粛の要請が自治体から出されています。このサイトは皆さまに各地での天然キノコ採取を薦める主旨のものではありません。くれぐれも、各自、自己責任でのご判断を願います。