公園の梅の木の下に

    ハルシメジ。都内の某有名公園の梅の下に出ていました。都内の公園には梅の木が植えられていることが多いが、たいていは、雑草の除去など、キチンと管理されていてキノコが生えるには過酷な環境であることが多いのだろう、今まで「公園」でハルシメジを見かけたことはなかった。今回はアミガサタケの発生状況を確認するために公園を徘徊していたところ、梅の木が数本植えられているエリアで遭遇。けっこうな数の個体が見られたが、生えていた梅の木は1本だけ。除草を逃れたのか、この木のまわりだけがたまたま生育に相応しい条件を残していたのだろう。以前この季節になると通っていたシロはもう荒れてしまって期待できないので、ありがたい。でも、都内の大公園ではアレコレと手が入れられてしまうので、いつまで拝めますやら。


    2017/4/18 (東京都)


    2017/4/18 (東京都)


    2017/4/18 (東京都)

    梅の樹下にはハルシメジ

    去年あたりはハルシメジシメジモドキ)の出が少し遅れ気味だったが、今年は通常の状況に戻ったようだ。梅の木の下のハルシメジは、すでに、ずいぶん大きくなっていて、ここのところの大雨でグズり気味だった。アミガサタケの後にはハルシメジが採れる。こうして、キチンと季節が巡ってくるということは、非常に貴重なことなのかも知れない。


    2012/5/5 (東京郊外)

    GWが来たらハルシメジ

    GW前に桜が散ったらアミガサタケを、そしてGWが訪れる頃にはハルシメジを。春~初夏のキノコ採りはこんなイメージだったが、東京近郊のキノコ事情、今年は少し遅れ気味のようだ。レギュラーのアミガサタケがワッと出ていたら写真をアップしようと思っていたのだが、単発のものしか目に付かず。GWに入る頃にハルシメジのシロを見に行ったら気配もなかったのだが、ここ一週間でそこそこ雨も降ったので、期待してGW終了後に梅畑を訪ねると、あちこちに出ていて一安心した。
    しかし、ハルシメジというのは、その波打つカサや肉色のヒダなど、見れば見るほどクサウラベニタケイッポンシメジと似ている。柄がしっかりと充実しているのが常ではあるが、今回採取したものは雨が降ってから時間が経っているためか、柄の中にスが入っているものも多く、いよいよ危険なキノコに見えてくる。毒キノコとの違いは、季節が春~初夏であるということだけに頼らざるを得ない。私が採取しているのは「梅型」というタイプで、カサの繊維紋や太く充実した柄などに「食用」の気配を感じるが、「桜型」タイプのものは写真等で見る限り、華奢で弱々しくクサウラベニタケそのものという感じだ。きっと、桜型のハルシメジを見つけても、食べる気にはならないだろうと思う。ちなみにハルシメジの正式名はシメジモドキで、いくつかの種類の総称としての名前であると言われている。


    2011/5/9 (東京郊外)


    2011/5/9 (東京郊外)


    2011/5/9 (東京郊外)

    春のキノコ

     普通の人たちにとって「キノコ」は秋の季語だが、キノコ師たちにとってはそれぞれの季節にそれぞれのキノコがある。春のキノコといえば、アミガサタケハルシメジだろう。このキノコたちは、山の奥深く入らずとも公園や路傍で見つけられる。しかも、ともに美味である。しかし、キノコを知らない人にとっては、公園に生えている気持ちの悪い生き物にすぎない。
     アミガサタケ(モリーユ)などはそのグロテスクな見映えもあり、公園で遊ぶ子供たちの蹴っ飛ばしの対象になるのがオチだ。しかしこれが、高級フランス料理店で「旬のアスパラとフレッシュモリーユのクリームソース煮」なんて看板を掲げられて出てきたら、マダムたちはありがたく大枚を払うのだろう。
     むかし、私が公園の木に実っていた柿を手に取りガブリと囓るのを見て、三歳になるうちの娘が「えっ!食べられるの?!」と驚いた顔をしたことがあった。彼女たちにとってみれば、果物というのは八百屋やスーパーで売っているものであって、木なんぞにぶら下がっているものではなかったのだ。
     路傍の草むらをかき分けてこのハルシメジを採っている時にも、おばちゃん2人組が「何をしているのか?」と尋ねてきた。「キノコを採ってるんです。これ、美味しいんですよ」と答える私に、おばちゃんたちはもちろん期待通りのしかめっ面を見せてくれた。やはり、時に毒が入っていようと、スーパーに陳列されているパック詰め餃子の方がご安心のようだ。


    2010/4/17(東京郊外)


    2010/4/24(東京郊外)
    Eat-a Fungi.
    東京在住。キノコ中級者。いちばん好きなキノコはチャナメツムタケ。自由業。

    Eat-a Fungi

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    *このブログ中でのキノコの同定には間違いがある可能性もあります。天然キノコを食される場合にはご自身の責任においてご判断ください。 *福島第一原子力発電所事故の影響により富士山をはじめとする各地で天然キノコの採取に対する自粛の要請が自治体から出されています。このサイトは皆さまに各地での天然キノコ採取を薦める主旨のものではありません。くれぐれも、各自、自己責任でのご判断を願います。